#健康の話
2025年11月22日
一般論として、女性は便秘がち、男性は下痢がち、だそうです。
しかし私は便秘がちです。
2012年、新東名高速道路が開通し、私の便路が封鎖されました。
当時私は33歳で、それまで、快便としか言いようがない、便秘にも下痢にも縁遠い健康な人生を歩んでいました。
4月14日に新東名高速道路が開通し、それに先立って、工事は終わったものの開通前の高速道路を、自転車で走れるイベントが行われました。私も友人たちと一緒に申し込んだのですが、当然のごとく全滅でした。そら(人気イベントなんだから)そうよ(当選率は低いよ)。ただ、運よく当選した友人の友人によると、走れる区間は制限されており、トイレもなかったため、あまり楽しくないイベントだったそうです。だから悔しくはないのですが悔しいので、直後のゴールデンウィークに、神戸に移動するために、新東名高速道路を利用することにしました。
混雑は覚悟の上でしたが、いうても当初開通区間は全長162㎞です。時速40㎞を下回っても5時間もあれば抜けられるやろ、という見積もりでした。津田沼三ノ宮間は、現在はいろいろと道路が開通して行程が短縮され560㎞くらいです。2012年当時は580㎞くらいだったと記憶しています。1時間の休憩を取って8時間というのが通常でした。新東名の混雑でプラス4時間かかっても12時間見ておけば神戸に辿り着ける計画でした。
…25時間かかりました。24時間を超えました。途中3時間くらい仮眠を取りました。22時間運転しました。
誰も彼もできたてほやほやの新東名を走りたいので、新東名の前後も混んでいました。時速5㎞にも満たない、歩いた方が速いんとちゃうか、という徐行が延々と続きます。エンストを起こす車も続出しています。対向車線では大渋滞の中でボンネットから煙があがっている車があり、これ爆発するんちゃう?こっちの車線でなくてよかった、ということもありました。
PAやSAも混んでいて入れません。便意に耐えかねて、路肩に茂みがあると駆け込んでいく人が沢山います。路肩に車の頭を突っ込んで、急いで便を済ませて車に戻っても、車数台分しか進んでいないというありさまでした。
地獄でした。人生で最も苦しい体験でした。
私は便意を我慢して、文明人としての誇りを守り抜きました。
その後、便秘がちになりました。
体内で、便の迂回路あるいは待機場所が出来上がってしまったのだと思います。
以来、便秘解消のために試行錯誤する日々です。
最近は、さつまいも生活にチャレンジしています。
SDGsが定着したためか、最近は、「わけあり」や「ふぞろい」などという商品名で、細いさつまいもが束になってスーパーで売られています。これを買ってきて、電子レンジでふかしいもを作っては、1日1本食べています。ふかした後に冷蔵庫で冷たくしてから皮ごと食べています。ふかしいもを冷やしてから皮ごと食べる。冷やすことででんぷん質がレジスタントスターチになり、それが便秘によいとのことです。ただし食べ過ぎは禁物なので、ものぐさな私は、1日1本食べても食べ過ぎにならない細いさつまいもに拘っています。
なぜこんな話をしているのかというと、今のところ効果があるような気がしているからです。今も、うんこしてきた勢いでこのコラムを書いています。
腸内細菌や捻転運動は効果がありませんでしたが、毎日さつまいもを食べるようになってからは、劇的な改善とはいかないまでも、1日1回大便が出るような気がしています。
結構いろいろな人から、サイト読んでるよ、あれはなんのためのサイトなの?という質問を受けます。
なんのためのサイトなのかは私にもわかりません。自己紹介と、王様の耳はロバの耳的なことを吐き出したいのと、日記的に書き溜めておくと未来の自分が読み返して懐かしがるツールになるのではないかという思いと、私はタイピング速度がかなり速いので負担なく続けられることと、なんかいろいろです。
とはいえ、私が想像しているほど数少なくもないらしい読者の皆様に対して、たまには有益な情報も提供せねばと思い立ちました。
さつまいもで便秘が治るかも!
以上です。YouTuberならば、神回!とか保存版!とかタイトルにつけちゃうところです。