#教育の話
2025年8月22日
私が所属する弁護士会内の会派は、毎年8月に箱根湯本でガチ研修合宿をしています。2,000人くらいの会員のうち100人が参加する一大イベントです。
合宿を主催する会派は、3つの会派の連合体なのですが、3つの会派内会派のそれぞれが研修を用意して、親会(連合体)も研修を用意して、若手の会も研修を用意して、合計5つの研修が、順位付けこそ行わないものの、互いのメンツをかけて内容を競います。テーマも、それぞれが、聴衆に響くだろう旬のものを選ぶ(テーマが被ると事前調整を行い、力点を変えた研修になります)ので、大変盛り上がります。聞いているだけでも疲れますが、勉強になるので、研修合宿は我々の誇りです。我々は酒を飲むだけの集団ではないのです。
私は、所属する会派内会派枠で3回、若手の会枠で1回、合計4回発表者となり、大宴会の司会をしたこともあります。今年も設営担当で研修資料の取り立てをしていました。一体どうしてこうなったのでしょう。
明日から1泊2日の合宿が始まりますが、明日の夜は若い衆を引き連れて小田原に遠征し、夜通し飲み明かす習わしです。去年、資金援助だけしてホテルでまったり過ごしたら非難轟々だったので、今年は戦列復帰せざるを得ません。おじさん体力的に正直つらたんです。
なお、去年と今年は、研修の発表はお休みです。その分、去年は、東京弁護士会大本営が1週間かけて行う夏期合研のメインイベントの代表者でした。今年は、企業主催の公開研修の講師をします。毎年立場を変えながら、夏は研修講師をする運命なのだとわかりました。さらに、毎年、なんらかの書籍の執筆や編集をしているので、夏はその作業も発生します。私の夏は毎年忙しいのです。
くそ暑いのに私は一体何をしておるのだろうか。女の子と海やプールでキャッキャウフフな人生を送りたかったです。今の能力とできれば財力を備えたまま若い頃からやり直すことはできないものだろうか。能力リセットでのやり直しは御免被りたいので、だから世のお金持ちは若さを求めるのだと思いました。後悔ばかりの人生です。