#健康の話
2025年11月23日
私が所属している◯◯会系二次団体△△会という自由業者の業界団体では毎年11月に研修旅行をしています。今年は11月29,30日の土日です。
去年の研修旅行往路の新幹線の中で、先輩のおじさんというよりもおじいさん同士が、カレーの作り方で盛り上がっていました。
一方のおじいさんは、過去に奥様がご病気で入院された際に、周囲から、あなたが料理を作ってあげないとだめよ、と洗脳され、以来、料理を夫婦で分担されているそうです。カレーに何を入れると美味しい、という話をされていました。頭が下がる話です。
もう一方のおじいさんは、ルーを使って作るカレーはカレーじゃない、うちには20種類のスパイスがある、などと面倒くさいことを言い出しました。
面倒くさい方のおじいさんとは昔から仲良くさせていただているのですが、私に料理をさせたい、悪の道に引きずり込みたいと万能鍋を進めてきました。「万能鍋があれば何でもできる。料理を始めると、不思議と使った記憶のない大量の調理器具がキッチンを占拠するようになる。」とのことです。
面倒くさい方のおじいさんの企みはともかく、私は年齢的に自炊を迫られています。40過ぎまでは仕事帰りに牛丼、親子丼、ラーメン、そばとカツ丼のセット、などを食べて帰っていたのですが、近年は毎晩一人前を食べることが厳しいです。これはどげんかせんといかん。
今年8月から特定保健指導を受けるようになり、自炊圧力が過去最高潮となり、10月に、ついに万能鍋っぽいやつを買いました。ただ、IHコンロは電気ポッドなどの置き場になっているので、電子レンジで調理できるやつです。3コインズで2,200円で売ってるKITINTO。これなら調理器具が増えていくこともあるまい。スパイスからカレーを作ることに興味がないといえば嘘になりますが、そちらに手を出してしまったら絶対に深入りします。私たちは本質的に同類だとわかっているのです。
そういうわけで、2025年10月に料理男子デビューを果たしました。
3日に1回ふかしいも3本を作って、ジップロックに入れて冷蔵庫で保管しています。
また、まいばすけっとで「そのまま使えるざく切りキャベツ」を買ってきて、半分くらいをKITINTOに押し込んで、その上に、まいばすけっとやハナマサで買ってくる味付けしてある肉を載せてレンチン。これだけでとても美味しい。
ただ、キャベツは切ってあっても1週間くらいは持つのですが、肉はそうはいきません。肉の補充のために毎日スーパーに寄って帰ることが面倒です。キャベツの上に何を乗せるか考えていたのですが、缶詰にたどり着きました。
最近、往訪中の取引先企業で火災訓練が行われました。私も勢いで参加したら、参加賞として消費期限切れ間近の備蓄食料の配給を受けました。水のペットボトルと乾パンとカロリーメイトとツナ缶。
そんなわけで、期限切れ間近のツナ缶が事務所にあったので、キャベツの上に載せてKITINTOでレンチンしてみたら、結構イケるやん。キャベツが良いのは缶詰の汁を吸い取って美味しく仕上がることです。キャベツだけ食べていると草食動物になった気分になりますが、何かの汁が染み込んだキャベツを食べていると鍋でもつついている気分になります。これでもう野菜不足解消のために日高屋に行く必要はないんだね。日高屋に行ったときに野菜炒めよりも季節のラーメンを優先しても良いんだね。
そういういわけで、Amazonのブラックフライデー先行セールで、サバの水煮缶6個、炭火焼鳥缶6個、霧島黒豚角煮缶2個を買いました。
ざく切りキャベツをKITINTOに敷き詰めます。
缶詰を開けてKITINTOにぶちまけます。
レンチンします。
食べます。
空になった缶詰とKITINTOを洗います。
全5工程で美味しい料理ができあがり、食事から後始末まで完了します。元々が少食化に起因する自炊なのでレンチンご飯すら不要です。
独りで生きていくための力を着々と身につけています。
2025年11月25日追記
ザバの水煮は失敗でした。
ツナ缶は生温かくてもとても良い感じだったので、生温かい魚も意外とイケるんちゃう?と思ったのですが、そんなことはありませんでした。
あと、ツナ缶の汁とキャベツはとても好相性でしたが、サバの水煮の汁にキャベツの味を変えるほどのパワーはありませんでした。減塩タイプだったこともあると思うのですが、飲み干す前提なので、減塩タイプ以外の選択肢はありません。