#お金の話
毎年毎年、こっちは3月前半までに確定申告を終えているのに、8月にならないと事業税の請求が届かないとはどういうこと?固定資産税も6月を待たなければならないし、住民税も6月末だし、税金の支払いを終えないと借金を抱えているみたいでソワソワするのです。どうして即時清算の消費税のようにならないのか。
私の周囲は、所得税の予定納税なるものにも悩まされています。私の場合、ほぼ100%法人顧客なので、源泉徴収でガッツリ取っていかれますから、むしろ確定申告後の還付が楽しみです。
備忘のために税金カレンダーを作っておきます。
2月~3月:確定申告、消費税、贈与税
5月:自動車税
6月:固定資産税(分納できますが一括払いしています。私は別荘と事務所の2件払っています)
6月末:住民税
7月:所得税その1
8月:事業税(一括払いの請求書がないので連続2回納付をします)
11月:所得税その2
いつも税金と戦っている気がしますが、その感覚は正しいことが確認できました。なお、所得税の予定納税は支払い時期が年2回分割と決められているらしいのです。面倒くさ。
実は企んでいることがあります。顧問先の役員にしてもらって売上を減らして給与所得を増やせば、事業税が減って給与所得控除が使えるはずです。目指せ事業税非課税!事業税は経費計上できるといっても税額控除ではないので無い方が良いです。
ちなみに、売上が多くない(5000万円以下)個人事業主にとって消費税は美味しい税金です。お客様から10%預り、簡易課税で5%支払ってこれを経費計上、実際の仕入率が4%ならば益税は1%、経費計上した消費税分の節税が2%程度、合計売上の3%程度が消費税のお陰で手元に残っちまうんだすげえだろ。所得ではなく売上というのが非常に大きく、消費税様々であります。
理想の業態は、法人顧客からは給与をもらい、個人顧客からは売上1000万円以下かつ利益290万円以下を守ってインボイス未登録というものです。これで、給与所得控除を受けつつ事業税を回避しつつ益税は売上の10%という最強の状態になります。
稼ぐことよりも節税を優先するから儲からないんだと先輩に言われたことがありますが、売上を追うと労働が増えて疲れるやん。ミニマム経営のぬるま湯に慣れると勤労意欲が失われてしまうのです。2015年の独立以来、ストレスの少ない日々と引き換えに、人として着実に劣化しています。