毎年毎年、こっちは3月前半までに確定申告を終えているのに、8月にならないと事業税の請求が届かないとはどういうこと?固定資産税も6月を待たなければならないし、住民税も6月末だし、税金の支払いを終えないと借金を抱えているみたいでソワソワするのです。どうして即時精算の消費税のようにならないのか。
私の周囲は、所得税の予定納税なるものにも悩まされています。私の場合、ほぼ100%法人顧客なので、源泉徴収でガッツリ取っていかれますから、むしろ確定申告後の還付が楽しみです。
備忘のために税金カレンダーを作っておきます。
2月~3月:確定申告、消費税、贈与税
5月:自動車税
6月:固定資産税(分納できますが一括払いしています。私は別荘と事務所の2件払っています)
6月末:住民税
7月:所得税その1、消費税(中間)
8月:事業税(一括払いの請求書がないので連続2回納付をします)
11月:所得税その2
いつも税金と戦っている気がしますが、その感覚は正しいことが確認できました。なお、所得税の予定納税は支払い時期が年2回分割と決められているらしいのです。面倒くさ。
実は企んでいることがあります。顧問先の役員にしてもらって売上を減らして給与所得を増やせば、事業税が減って給与所得控除が使えるはずです。目指せ事業税非課税!事業税は経費計上できるといっても税額控除ではないので無い方が良いです。
ちなみに、売上が多くない(5000万円以下)個人事業主にとって消費税は美味しい税金です。お客様から10%預り、簡易課税で5%支払ってこれを経費計上、実際の仕入率が4%ならば益税は1%、経費計上した消費税分の節税が2%程度、合計売上の3%程度が消費税のお陰で手元に残っちまうんだすげえだろ。所得ではなく売上というのが非常に大きく、消費税様々であります。
理想の業態は、法人顧客からは給与をもらい、個人顧客からは売上1000万円以下かつ利益290万円以下を守ってインボイス未登録というものです。これで、給与所得控除を受けつつ事業税を回避しつつ益税は売上の10%という最強の状態になります。
稼ぐことよりも節税を優先するから儲からないんだと先輩に言われたことがありますが、売上を追うと労働が増えて疲れるやん。ミニマム経営のぬるま湯に慣れると勤労意欲が失われてしまうのです。2015年の独立以来、ストレスの少ない日々と引き換えに、人として着実に劣化しています。
2026年3月5日
確定申告が終わりました!
毎年、確定申告を1日で終えて、積み上げた経費に節税の達成感を得て、気持ちよく会計システムの事業年度を切り替えてきました。しかし、今年はアカン。阿寒湖マリモや。
moneyforwardのAI-OCRがおバカなのが悪いのです。
どんな領収書でもカメラで撮影すれば「貸方:事業主借、借方:接待交際費」で振替伝票を作ってくれれば良いのに、たったそれだけの自動仕訳ルールが作れない。
仕訳とは貸方と借方があるのに、単に勘定科目というルールしか作れない。馬鹿かと。
おそらく、銀行口座と連動するシステムを流用していることが問題なのでしょう。銀行口座に入金されたなら借方は口座で固定され、仕訳ルールは売上などの貸方だけで足ります。銀行口座から出金したなら貸方が口座となり、やはり仕訳ルールは借方への一方通行で足ります。
文字の認識精度は高いのに、実に惜しい。今後に期待です。
例年の3倍(体感)の時間をかけた確定申告から解放されましたので、反省会です。
昨年はいろいろあって、売上が一昨年よりもちょろっと落ちています。一方で、経費は順調に伸びています。想定以上の伸びです。また、節税の鬼となった結果、結構誇れる社会保険料控除を達成しています。その結果、想定以上に課税所得が低くなってしまいました。もう節税とか言っている場合じゃない!
この惨状ならば税金安くなるやろ、と思っていても、消費税は容赦なく課税されます。昨年はいろいろあって、一時的に手持ち現金が乏しいところに痛い支出です。
しかし、捨てる神あれば拾う神あり。なんと消費税以上の所得税還付が受けられます!事業税は微減にとどまり固都税は例年並でしょうが、住民税もかなり少ないと期待されます。
とにかく乗り越えた!納税準備が間に合わないと思っていたら、間に合う試算となりほっとしています。
勝因は飲み歩いたことです。体力の限界まで頑張った結果です。頑張れば報われるのです!
なにいってだこいつ
まじめな話、弁護士業界では、飲みたがっている若い子の面倒を見るのは、連綿と受け継がれる職業的責務なので、仕方なかったのです。ただ、財布は耐えられても体がダメだ。回ってきたばかりのバトンですが、早くも次にパスしたい。いつも付き合ってくれる先輩方は鉄人だと思いました。先輩方は、頭がおかしい人たちじゃなくて体が強い人たちでした。失礼なことを考えてしまい反省しています。
2026年4月30日
今日は請求書の発行日(5月は連休があるのでいつもよりも早めに作業しております)だったので、moneyforward確定申告を久しぶりに立ち上げて、モバイルSuicaの履歴をポチポチしようと思ったら読み込めません。なんやて?認証エラーやて?
JR東日本がJREIDに変えろとうるさいので、モバイルSuicaのログイン方法をJREIDに変えてしまっていたのでした。そして、moneyforwardも競合のfreeeもまだJREIDに対応できていないと。
やってくれたなクソがぁッ!
JR東日本の陰謀によって今年の経費精算は面倒そうです。
スマートICOCAも持っているので、そちらに乗り換えるという選択肢もあります。しかし、VIEWカードのポイント還元は結構良いので、乗り換えたくはありません。
アレだ。Suicaは100%経費で落とせるものだけ使うことにすれば良いんだ。で、Suicaの利用履歴をこまめにダウンロードすれば良いんだ。問題は、旅先でのSuica利用です。私はちゃんとしているので私用の交通費は経費計上していません。具体的には神戸起点で遊びに行く際の交通費です。
うーん。利用履歴のPDFをmoneyforwardに流し込む方法を考えた方が堅実な気がしてきた。
2026年5月12日
結局、モバイルICOCAにしました。ポイント云々よりも日々の記帳の手間を省きたい。
スマートICOCAとモバイルICOCAは全く別のサービスなんですね。ただ、スマートICOCA連動のクレカを持っているとモバイルICOCAをスマホの画面タッチだけでチャージできると。神戸時代にJR東海の東海道新幹線に乗るために作ったJR西日本のJ-WESTカードをJR東日本管内で使う。なんと不合理なのでしょう。
moneyforwardがJREID対応したら戻すのでVIEWカード(美人秘書に馬鹿にされるビックSUICA)は維持しておきます。とりあえずJREポイントが失効する前に使い切らないと。
2026年7月14日
ねんがんの キュウヨショトクをてにいれたぞ!
いや、ずっとあるんですけどね、給与所得。それが増えました。
節税の鬼となった私は、取引先を説得して、社外役員にしてもらうことに成功しました。
消費税をいただけなくなるので、売上が10%減少する。
乙欄で給与を源泉徴収されるので手取りが減る。
しかし、消費税(みなし課税なので実質5%)と事業税がかからなくなり、10%の減税になる。
ただし、消費税と事業税を経費に計上できなくなるので、実質的に3~4%程度の節税効果を失う。
とはいえ、給与所得控除が大幅に増えるので、その節税効果は6~8%相当である。
???(大混乱)
落ち着け。
1と3は対等だな?
2で手取りが減るが、それは確定申告時に精算されるから最終的には影響はニュートラルだ。
4と5は、差し引き節税効果がプラス2~5%ってことだ。
つまり、トータルでは節税効果プラス2~5%だけが残るってことだ。OK理解した。
具体的に考えましょう。架空の数字として年間300万円の売上と所得税住民税で33.3%を設定します。
事業所得の場合、税込売上は330万円です。
手取りは300万円です。
プールすべき税金は、消費税+事業税が(10%‐その節税効果)で22万円、
所得税住民税が節税効果も加味して100万円強、
源泉徴収は30万円で、122万円強の支払準備、つまり、90万円はプールしておく必要があります。
給与所得の場合、額面は300万円です。
手取りは260万円弱です。
給与所得控除が60万円増えます。所得税住民税は80万円です。
源泉徴収は40万円で、80万円の支払準備、つまり、40万円をプールすれば足ります。
手取りは40万円減りますが、プールしておくべきお金が50万円も減ります。その結果、税金をプールした後の可処分所得とでも言うべき手元に残るお金は、210万円から220万円に増えると。
実際の資金繰りへの影響は微々たるものですが、心の資金繰りはだいぶ楽になる、このお金は使っちゃいけないお金なんだという我慢が小さくなるということで、とてもハッピーです。
私は小市民なので、こういうお金の計算をしているときが一番楽しいな。だから相続対策の仕事がしたくて仕方がないんだ。
2026年9月24日
JERID復活ッッ!JREID復活ッッ!JREID復活ッッ!
moneyforwardさんのことやからそろそろJREIDに対応してくれとるやろな、と思ってみてみたら、やっぱり6月末に対応してくれたみたい。というわけで、モバイルSuica復活です。厳密には、モバイルICOCAを使い切ったら復帰します。ありがとうモバイルICOCA。復帰時に新幹線との紐づけを忘れずに戻さないと。
2026年3月19日
2024年に、友人が、ふるさと納税には毎年テーマを持っていると言いました。私はすかさず「わしもテーマ持っとるで。去年スイーツ祭りを開催したら同時に複数届いてえらい目にあったから、今年は日持ちするレトルト食品や。ちゃんと冷凍庫と相談しながら常温保存のカレーとかも選んどる。庶民のカレーちゃうで。なんかブランド牛使ってたり高級ホテルが作ってたりする高いカレーや。ふるさと納税じゃないと絶対に買わないヤツや。」と言いました。すると友人は「そういうのじゃなくて、今年は能登の地震とかあったでしょ。」
ふるさと納税を考えた人は天才だと思います。ふるさと以外にも納税できてしまうので、今となっては名称変更が望ましいとも思いますが、地域創生寄付制度だと重苦しいので、悩ましいところです。
ともあれ、ふるさと納税は地域創生の強力な武器になります。
ふるさと納税への批判で、納税者は返礼品を得られる反面、返礼品の分だけ納税額が低くなるから不合理だ、というものがあります。もうこの批判が出てくるだけでふるさと納税の目的を全くわかっていないとわかってしまいます。
ふるさと納税の目的は地方自治体の財政を潤わせることでは断じてありません。誤解を恐れずにわかりやすく表現すれば、域内の事業者に域外からの売上をもたらすことが、ふるさと納税の目的です。いくら地方自治体にお金を集めても、インフラ系などの自治体と結びつきが強い事業者にしかお金はいきわたりません。しかし、ふるさと納税は、返礼品提供事業者にダイレクトにお金が落ちる仕組みになっています。だから素晴らしいのです。しかも、私が敢えてお高いカレーを選ぶように、通販での売れ筋とは異なる価格帯の商品が動くことも魅力です。その地域ならではの、価格ではない競争力を備えた返礼品が、地域の魅力として全国に向けて発信されます。こんな素晴らしい制度が他にありますか?というレベルで、特大ホームラン級の良政策だと評価しています。
なぜ突然ふるさと納税の話をし出したのかというと、昨年はやらかしまして、課税所得が前年を大きく下回った結果、ふるさと納税をやり過ぎてしまったのです。ポイント欲しさに、決算の進捗をなんら確認することなく前年と同水準の寄付をしてしまいました。半端な時期にポイント付与が禁止されたから悪い。私は悪くない。実際に、Amazonギフト券を1万円分以上もらいました。
いずれにせよ、私の行動は、節税という観点からは不合理ではあっても、地域創生に役立ちました。いわば身を切って地方を助けたのです。地方を愛する柿沼を褒め称えてください。うなぎ美味しい。
2026年10月6日(PR)
※私は「ふるコミ」から広告料なんてもらっちゃいませんが、運営会社の関係者なので、念のためにステマ規制が適用されるものとして、PRとつけておきます。
ふるさと納税の仕組みを知ってるかい?
返礼品の価値は寄付額の30%以内というルールはよく知られています。そのため、ふるさと納税をすれば、寄付額の30%相当の返礼品が貰えると誤解している人が大多数です。
実は、ふるさと納税には、重要なルールがもう1つあります。それが、自治体は寄附金を受け取るための費用を寄付額の50%以下に抑える必要がある、というものです。しかも、この規制は、遠からず40%以下になると言われています。
寄附金を受け取るための費用として、①返礼品調達費、②送料、③中間業者手数料、④ポータルサイト手数料、が挙げられます。①は30%以内であることはよく知られています。
数式にまとめると
返礼品の価値の上限=max(寄付額の50%-(②+③+④),寄付額の30%)
となります。②+③+④が20%以下でなければ、返礼品の価値は寄付額の30%に届かないということです。
②は場合によりけりですが、離島から冷凍食品を送ろうとすれば1,200円以上かかるでしょう。10,000円の寄附を想定すれば12%以上です。逆に、都市部で50,000円の寄附を受けて送料は800円ならば、1.6%です。これが、離島ほどふるさと納税制度で不利になるという制度理念との逆転現象の原因になります。必要寄付額が多い返礼品ほどお得である可能性が高いとも言えます。
③の中間業者というのはコンサル会社のことですね。返礼品を発掘したり、ポータルサイトに出品したり、地域の魅力を発信したり、色々とやることがあるので、手数料に相場はなく、依頼する業務内容に応じて寄付額の2~8%の成功報酬が通常であると言われています。
④は総務省調べによると、2024年実績で11.5%でした。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA115CH0R10C26A5000000/
離島に10,000円寄付したと仮定すると、②と④だけで20%を超えます。うん。ダメだこれ。
②の送料に値下げの余地はありませんね。③も、実働に応じて2~8%と既に頑張っています。
と、いうわけで、総務省は④に絞って値下げ要求をしています。
④について、2026年8月31日にオープンした「ふるコミ」(検索してみて)というふるさと納税ポータルサイトの手数料④は2.5%です。④の数値を先程の計算式に放り込んで整理しましょう。
通常のポータルサイト経由
返礼品の価値の上限=max(寄付額の38.5%-(②+③),寄付額の30%)
ふるコミ経由
返礼品の価値の上限=max(寄付額の47.5%-(②+③),寄付額の30%)
おわかりいただけるだろうか。ふるコミ経由でふるさと納税を行えば、返礼品の価値の上限計算に9%の余裕が生まれるのである。
さらに50%の規制が40%に下げられてしまうとこうなります。
通常のポータルサイト経由
返礼品の価値の上限=max(寄付額の28.5%-(②+③),寄付額の30%)=寄付額の28.5%-(②+③)
ふるコミ経由
返礼品の価値の上限=max(寄付額の37.5%-(②+③),寄付額の30%)
ふるコミ以外のポータルサイト経由では返礼品の価値は30%に届く可能性がなくなる(実質上限20%程度となる)のに対して、ふるコミ経由ならば送料次第で30%の実現可能性が十分に残ります。
以上が壮大な前フリで、同じ自治体から同じ返礼品をもらうために必要な寄付額が、他のポータルサイトと比較してふるコミだけ異なる、ということが、割とよくあります。50%ルールが40%ルールになれば、ふるコミだけ寄付額が異なることが通常になるでしょう。というわけで、私は今年からは、ふるコミ経由でのふるさと納税しか行いません(昨年まではアマギフ欲しさに某サイトを利用していましたが、すまん)。
本当は、どの自治体のどの返礼品がふるコミ経由だとお得だよ、と紹介したいのですが、私はふるコミの関係者なので、それをしてしてしまうと特定の自治体による広告扱いにされかねませんから、制度の説明に留めておきます。
時は金なりという言葉がありますが、つい数年前まで、私はこの言葉の意味を理解できていませんでした。意味を教えてくれたのは、法律書籍サブスクリプションサービスの営業の方です。
月額7,000円のサービスに加入したとします。法律書籍は高いので、1冊3,500円だとして毎月2冊と巡り合わなければ元は取れません。微妙なところなので、ならば固定支出を抑えよう、というのが営業を受けるまでの私の判断でした。しかし、その営業の方は、素晴らしい説明をしてくれました。
WEBサービスは時間の節約を売っている。1冊3,500円の本を探し当てるために移動時間込みで1時間では到底足りないだろうが、WEBサービスならば15分で探し終えられる。売っているのは本ではなく本を探している時間だ。
なるほど、ものすごく納得しました。若いころの私ならば、本を探すのは働いてない時間なのだから機会損失は発生していないと反論していたところですが、年を取ると、仕事終わりに本屋に立ち寄ることすら疲れます。体力の衰えから、限られた何かができる時間を、売上にならなければ遊びでもないことに費やしたくはないのです。
私は、ようやく時は金なりを理解し、今は法律書籍サブスクリプションサービスに複数加入しています。機会損失の抑制だけでなく、法律相談の回答に参考書籍をつけたり、研修講師をする際のネタ作りに役立てたり、自分が本を書く際の参考にしたり、売上にも結び付けているので、珍しく上手にお金を使えていると思います。
新規弁護士登録時に安く契約できたので、他に移れません。民事判決のオープンデータ化と、e-govの法令改正履歴の充実が果たされれば解約される運命ですが、当分先になるでしょう。
安価に新日本法規の本が読めます。出版社単位でのサブスクはこれから流行ると思います。
(2026/6/29追加)加除式のオンライン版ですが、紙よりも格段に進化しています。単に更新が早いだけでなく、書式の根拠となる法令や裁判例へのリンクが張られている点が秀逸です。根拠を理解したうえで書式を使える、ということです。また、lagalscapeに収録されるのは単行本だけなので、本棚としても棲み分けができます。
AIそのものよりもRAGの参照元となっている収録書籍の充実に価値を見出しています。
独自ドメインのGmailとWebサイト(ココ)を用意しました。googledriveは常にストリーミングするので、職業柄発生する膨大な量のWORDファイル置き場として最適である上に、簡単に共同編集ができます。共有リンクにパスワードをかけられないのでセキュアではありませんが、オンライン会議時の打ち合わせメモとしてはこれで十分です。容量無制限のgooglephotoも、撮影場所による自動分類があるので、スマホ写真のバックアップ先として優れています。
(2025/7/10追記)いつの間にか、AIのアドオンがなくなり、AIコミコミ料金になっていました。そして、Geminiが異常進化していました。ここ1週間くらいGemini2.5PROに夢中で、いつも遊んでいます。AIで遊ぶためだけに契約しても良いと思えるくらいすごいサービスになりました。ただしstarter、テメーはダメだ。
officeアプリとデスクトップのバックアップでしか利用しないので、ストレージ容量が余っています。私はデスクトップ上で作業して、まとまったらフォルダ分類する癖があるので、デスクトップをリアルタイムでバックアップしてくれるonedriveは手放せません。しかし、personalから乗り換えたらスマホアプリからonedriveが覗けなくなりました。copilotアプリ経由なら覗けるのでなんとかなっていますが、スマホから仕掛中のファイルを見られないのは非常に困ります。また、組織アカウントではwindows home(普通に買うとほとんどこれ)にログインできないという欠点もあります。ただ、copilotの商用データ保護には可能性を感じているので、将来的には組織アカウントでなければならない状況になるかもしれません。
(2025/7/10追記)Geminiの異常進化によりcopilotへの興味が失われました。どうやったってchatGPTの下位互換という点が残念ポイントです。
(2026/6/30追記)数ヶ月前に、いつの間にかoffice365にcopilotが追加されていることに気づいて、copilotも使うようになりました。googleは保守的、copilotは親しみがある、というチューニングの方向性がはっきりしているので、ビジネスメールの例文を作らせると役立ちます。
仕事で巨大なフォルダを共有されたら無料ストレージでは足りなかったので有料契約しました。同期が早いのでthunderbird portable置き場になっています。googledriveとは真逆の特徴を持ち、比較的容量が大きく使用頻度が高いメディアファイルの置き場として適しています。professionalにアップグレードすれば共有リンクにパスワードをかけられるようになるのですが、共有される側であることが多いので、plusです。
銀行口座、クレジットカード、モバイルSuicaと紐づけており、大変便利です。請求書発行も付帯サービスを利用しており、簡単に売掛計上できる点も便利です。このサービスがあるから一人事務所が成り立っています。
(2026/6/30)時代はモバイルICOCAだよ。JREIDにはひどい目に合わされた。
外出先からでもFAXを読めるし送れるので、弁護士にとっては必須です。迷惑FAXに紙とトナーを奪われることもありません。ただ、FAX自体を使いたくありません。早く裁判所には近代化して欲しいです。私は裁判をしませんが、弁護士イコールFAXなので、弁護士会関係の業務連絡がFAXで届くことが多いのです。
名刺デザインでは大変お世話になりました。直感的に操作できるUIながら高度な編集が可能で、かなりのスグレモノだと思います。生成物を商用利用できるライセンスも魅力です。まだうまくスライドを作れずにいますが、それでもスライド中で用いるイメージ画像をAIに描かせることができるので役立っています。社内研修講師の仕事が結構あるので、とても助かっています。
仕事で使うことがあったので契約しました。有料プランにしないとログが残せないのでやむを得ません。チャンネルの一覧性とスレッド機能がとても便利なので、この先使うこともあると思います。むしろ、積極的に利用していきたいです。
事務所の防犯カメラの録画をクラウド保存しています。それが役立ったことはなく、役立って欲しくないですが、有事の犯人探しと身の潔白の証明のために、欠かせません。現代の掛捨て保険です。
海外の法令や定型的な契約書を翻訳するだけだから無料版で良いじゃん、と頑張り続けてきましたが、利用規約などの英文版のたたきも納品する必要が出てきて契約しました。まだ表に出せない情報も食わせるので、DeepL Proしか選択肢がありません。私はDeepL Proとmicrosoftの商用データ保護しか信用していません。使用頻度は高くないのでStarterで十分です。
弁護士会がなければ使うことはないのですが(招待されるので)、弁護士会でホストになることが多いので契約しています。もはやこれは弁護士会費の一部ではなかろうか。ただ、teamsやmeetと比較すると、こなれている印象です。初期teamsは参加者の顔のサイズがバラバラで本当に使いにくかった。
ざっくり毎月合計8万円くらいかかっていますが、いずれも業務に欠かせないものです。IT弁護士なるカテゴリーがあるらしいのですが、私はIT弁護士を名乗らないのにこのざまです。現代の弁護士が利便性を追求すれば、自然とこうなるのです。
どういうわけか、最近続けて弁護士の老後の話になりました。弁護士からも弁護士以外からも関心が高い分野のようなので、簡単に説明しようと思います。
世の中には、いつまでも稼ぎ続けられると考えて、国民年金すらまともに払わない弁護士もいると聞きますが、私には全く理解できません。そもそも、私は老後の保障を求めて弁護士になりました。私はサラリーマンでしたが、司法試験合格が遅かったため、定年まで勤め上げても豊かな老後とは程遠い年金しか受給できない見込みだったのです。
厚生年金は悪魔の制度です。厚生年金のメリットは、扶養を外れない配偶者が第3号被保険者になれることと遺族年金です。しかし、共働きが当たり前の現代ではメリットは失われました。厚生年金のデメリットは2つあります。1つは天井が低く高給取りになってももらえる年金には限度があることです。かつては、いわゆる三階建て部分に当たる厚生年金基金が幅を利かせており、大企業で勤め上げればとんでもない年金がもらえましたが、この制度は風船の灯火です。もう1つのデメリットは、事業主負担が重いということです。私はサラリーマン時代は管理部門、今は経営者ですから、事業主負担がなければ給与は増えるはずだと考えてしまいます。
老後に必要になるのは年金と退職金です。弁護士は何も備えなければ国民年金だけで、退職金もありません。しかし、厚生年金の負担もありません。私は、自分がサラリーマンを続けているつもりで、自分と同等の稼ぎならば事業主負担も合わせて厚生年金と社会保険をどれだけ負担することになるかを計算し、その金額を使い切って、国民年金、弁護士国保、国民年金基金、iDeCo、小規模企業共済、互助年金に加入しています。東京近郊の弁護士に限りますが、弁護士国保は所得に関わらず保険料が一定という夢のような健康保険です。互助年金ば84歳になるまで育てられる15年保証付終身年金保険で、若いうちに一時金払いして限界まで寝かせれば結構な受給額に育ちます。少なくとも70歳までは問題なく働けるだろうことが弁護士の魅力です。年金受給は遅らせれば遅らせるほど受給額が増えますし、共済も積立を続ければ続けるほど支給が多くなります。互助年金もすくすく育ちます。弁護士国保と互助年金を用意してくれた先輩たちには感謝でいっぱいです。
イメージだけでサラリーマンになれば厚生年金で老後が保証されると考える若手弁護士が多いようですが、そんなことは決してありません。私は元サラリーマンですからそれを知っています。弁護士は、事業主目線で厚生年金の事業主負担も払っているつもりになって老後に備えれば豊かな老後を実現できます。私は老後の保障を求めて弁護士(個人事業主)になった元サラリーマンです。
2025年10月11日
若手弁護士にお金のアドバイスをする仕事をしました。恥ずかしいので名前は出しませんでしたが、弁護士向けサービスを提供している会社の販促グッズ作成のお手伝いです。お金の話をしてお金がもらえるのは実に良い身分です。
以前、先輩から、若手に独立のアドバイスをしてやってくれと頼まれたのですが、「開業費用をふんだんにかけたから参考にならんすよ」「今の相場は300万円くらいだけどその倍くらい?」「いいや。桁違い」「あ、参考にならないからいいや」という会話の末に断念しました。
私の開業費用が桁違いなのは、事務所を購入したからです。この事務所は値上がりし、今は含み益が出ています。私は経費削減のための投資であると同時に不動産投資をしました。
ただ、私のように不動産投資をしなければ、200万円+不動産賃貸の際の敷金や保証金で足りると思います。私は備品一式を200万円以内で揃えました。相場の300万円というのは適切な水準です。
それよりもお伝えしたいのは、売上目標と経費の目安です。
学生時代に、当時の10年選手くらいの先輩から、年間売上2000万円ないと辛い、事務職員2人と家賃で1000万円以上の経費は簡単に出ていく、という話を聞いていました。この数字はとても普通で、弁護士の収入(売上)と所得の平均値と中央値の間に収まります。
その後、月間100万円の売上が見込めるならば独立できると言われるようになりました。年間売上1200万円で、おそらく、事務職員1、シェアオフィスで、経費を600万円以下に抑え込む計算です。
私のように事務職員なしの完全一人事務所の場合、経費は年間200万円に抑え込むことが可能です。生きていければ良いと考えれば、月間売上50万円でも独立して生存は可能です。当初の私はノープランでしたからこれを下回っていましたが(正確には、独立直後に大口顧問先が見つかり簡単にクリアしたもののすぐにケンカ別れして、ケンカ別れ後は下回る時期がありましたが)、貯金がそれなりにあったので不安はありませんでした。
私は節約とは無縁なので、独立当初は貯金が年間200万円くらい溶けましたが、売上が伸びるにつれて取り崩す額が減っていき、このままではあと何十か月で貯金ゼロ、が、このままでは何十年で貯金ゼロ、つまり逃げ切り、となっていったので、心は楽でした。そうこうしている間に貯金ができるようになり、独立10年後の今は、独立前よりも貯金が増えています。
そもそも、売上なんて自分でコントロールできないのです。
だったらやるべきことは2つです。
独立前に貯金をすること。私は独立以前は馬車馬のように働き、毎年数百万円を投資していました。運よくリーマンショックからの回復基調に乗れたので、それが潤沢な開業資金になりました。
独立後は経費を削減すること。今の私は経費計上に必死で体力の限界まで飲み歩き、仕事で使えるかもしれないガジェットを買い漁っていますが、それは余裕ができたからです。事務所賃料は経費です。その会議室は常設する必要があるのか、弁護士会館ではだめなのか、考えて部屋を選ぶ必要があります。事務職員の人件費も経費です。事務職員を雇うことによって捻出した自分の時間で人件費を上回る売上をたたき出せないならば雇うべきではありません。
やることをやれば、月50万円の売上でも生きていけると考えれば、独立のハードルがとても低く感じられるのではないでしょうか。法律相談名簿や国選弁護にできるだけ多く登録するだけでも達成可能な水準です。
弁護士は信用商売です。自分の看板を掲げ続けていれば、中身はなくたって立派に見えるようになるものです。私も独立して3年くらいは、どうせ食えていないだろうと足元を見られている気がしていました。5年で対等に話せるようになり、10年経てば頼られる立場になります。大切なことは生き残ること、そして、将来を見据えることです。仕事がないイコール暇なのですから、人脈を広げるために色々なところに顔を出したり、私のように資格を集めたり(今は不動産の資格を活かせていませんが、それで食べていた時期もあります)、種を蒔くチャンスでもあります。売れない弁護士だからこそできることもある、と考えると気持ちが楽になると思います。
2026年8月20日
独身なのにそんなことを口に出すな、ますます結婚が遠のくぞ、と言われそうですが、私は口に出したら皆にドン引きされるだろうほどお金を持っていません。お金というのは現金預貯金のことです。
家計資産総額はまあまあの数字だと思いますが、大部分が3件の不動産(持分)です。
金融資産もそれなりにありますが、共済や生命保険に全振りしているので、動かせません。動かしたら私の約束された豊かな老後が崩壊します。
そういうわけで、流動性が高い金融資産がほとんどない。
にもかかわらず毎月2,30万円を飲み歩いたり旅行したりで浪費している。宵越しの金は持たないスタイルというわけでもないのですが、若い世代にごちそうすることが先輩方への恩返しですし、旅行は芸の肥やしになるので経費のようなものです。芸人のお金の使い方は破滅的だと思っていましたが、自分がなってみると、責任感とか色々あるんやで。
結婚できても子どもの教育資金をどうするのかと言われてしまいそうですが、そのうち住宅ローンの返済も個人年金保険の払込も国民年金基金の払込もなくなっていくので、資金繰りはいまよりずっと楽になる見込みです。70歳までは売上を落とさずに済むように、社外役員やらセミナー講師やら、老後につながるだろう仕事の比率を増やしています。断じて破滅的なスタイルではありません。
おじさんなりに色々考えて、まあまあの総資産を築き上げ、計算上の金融資産も悪くないペースで増え続けており、老後への備えは万全だというのに、現金預貯金が増えない!不思議!
2026年10月8日
恐れていたことが起こりました。2026年9月は、単月で、貯金がやや減っています。支出超過です。税金支払時期以外での支出超過は独立初期以来です。
理由は2つ、8月はガッツリお盆休みを取ってしまったので売上が少なめであったこと、サブスクの年間請求がドカンと来たこと、です。
無駄遣いが増えています。使途不明の数千円から数万円のガジェットが増えるペースが加速しています。デジタルの罠で、漫画とゲームを大量に積んでいます(物理的には積んでいない)。ソーシャルゲームにも毎月何万円も課金しています。ちゃんと使うなら、ちゃんと遊ぶなら、無駄遣いではないというスタンスです。しかし積むだけならば無駄遣いです。ガチャ爆死などストレスにしかなりません。楽しくお金を使えていません(飲み歩いたり旅行したりは楽しんでいるので反省していない)。
夢中になれる趣味が一つ見つかれば、多方面での無駄遣いを防げるのではないか、そんなことを考えています。