switch2は危険です。何が危険って、ダウンロード販売がメインであり、任天堂の商売が上手く、私が大人買いができる経済力を身に着けてしまったことの相乗効果が大変危険です。
パッケージ版は中古が流通するからダウンロード版よりも安く買えるというのが今も昔も変わらない現実なのですが、カートリッジの入れ替えが面倒ですし、物理的な積みゲーをしたくないでしょ!
安いことに惹かれない(私に経済力がある)、物理的な積みゲーをしたくない(物理的ではない積みゲーならOK)、もうダウンロードしまくる未来しか見えない。
それに加えて、任天堂ストアでは、頻繁にセールが開催されるのです。私は「限定」という文字に極端に弱い典型的な日本人ですから、ちょっと興味がある、安くなっている、とりあず積んどこう!という三段活用で、ガンガン積みゲーをしています。もう結構な金額をswitch2に注ぎ込んでいます。ちゃんとした大人は大人買いなんてしないという真理を前にしても、ちゃんとしていない大人の代表格である独身アラフィフの私は余裕の大人買いです。
そんなこんなでいくつもゲームを遊んでいるのですが、気に入ったものだけをご紹介します。欠点ばかり書いていますが、ここに取り上げている時点で気に入ったタイトルなので、玉に瑕が目に付くだけです。
2026/3/20
タイトル買いで期待値は低かったものの、なかなかおもしろくてびっくりしました。
「メイドが戦うんじゃない。拾ったドローンが戦うんだ。」オートパイロットのドローンがゾンビを殺戮するヌルゲーです。しかしクリア後のやりこみは一転して凶悪難度になり、力尽きました。
2026/3/20
デスペナルティがキツイという欠点以外はよくまとまっています。なんでこんなにデスペナルティを重くしたのだろう。やむなく安全運転でクリアして、クリア後のやりこみはしていません。ゲームなのだからストレスが溜まるリアリティは不要だと思っています。
2026/3/20
ゲームシステム、ゲームバランスともに褒めるところしか無い。ガッツリやり込んでクリアしました。
ただ、コンプのために2周目を強いられることは嫌なので、1周目でやれることをやり尽くして終わりです。
レベリングのためのステージ周回ならばいくらでも耐えますが、何度もストーリーをなぞる周回には耐えられません。
2026/3/20
傑作です。
欠点はボリュームが少ないことですが、200円で買ったゲームに文句は言えません。
このシステムは他のゲームでも採用して欲しい。
2026/3/20
Steamで遊びたくてもiGPUを積んでいないので遊べなかった待望のゲームです。
期待通りとても楽しいのですが、なぜ強敵を倒さなければ限界突破できないんだい?強敵を倒すための限界突破ではないのかい?レベルキャップをつけるゲームは嫌いです。RAIDOUを見習え。
ハードモードまでクリアして、EXを解放したのですが、パーツ集めが苦行すぎます。さっさと周回したいので、クリア済ステージではNPCが一切喋らない設定ができるようにして欲しかった。
2026/3/22
サキュバスに放置プレイされるのではなくサキュバスを含むキャラクターの装備とスキルとパーティー構成を整えて戦う様を見守るゲームです。
おそらくクリア前に相当すると思われる地獄めぐりまでは、スキルとパーティー構成で頭を悩ませます。
クリア後に相当すると思われる魔王の塔と混沌の門まで進むと、一転して装備強化ゲームになります。これがとても私好みで、素体となる最強装備は割と簡単に揃えられて、後は資源を集めて装備を強化して、強化した装備で資源をより効率よく集めるという作業ゲーになります。プレイヤーも作業をすれば、サキュバスたちも作業をするという、奴隷根性に溢れた人間に刺さるゲームです。
2026/4//30
GWに向けてセールを漁っていたら見つけました。評判が良かったので買ってみたらものすごく好み。
ストーリーなど不要!お前らがしたいのはビルド&バトルだろ?
そんな潔すぎる作品で、ビルドの自由度の高さがすごすぎて、気づくと1時間以上ビルドしている。これはまずい。久しぶりに時間が溶ける。
硬派過ぎるビルドと、キッズも安心な簡単バトルのバランスも素晴らしいですね。俺のビルドは格好良くてTUEEさせてくれます。本当に需要がどこにあるのかわかっている。小さなお友だちも大きなお友だちも等しく楽しめる、男の子向けゲームです。女の子はどうなんでしょう?
2026/5/7追記
GWのほぼ全てを注ぎ込み、全部のメダルを集めました。レアパーツコンプは諦めましたが、一応のクリアです。
バグを発見しました。コストが80に達したあたりから、すごく長い手足をつけたら格闘攻撃の射程が上がるんじゃね、と思って、手足を多段連結していたら途中からジョイントの角度がおかしなことになります。ネットを探っても同様の症状の報告に行き当たらなかったので、switch2環境固有の問題かも知れません。見栄えを重視すれば無駄に長い手足にはしないので、バグが発生しない範囲で遊べば問題ないと思います。
コスト80で、戦力が3000にわずかに届かないところまでいったので、コスト100なら余裕でしょ、と思ったのですが、組むのも疲れたのでひとまずお休みです。限界を追い求めるならレアパーツコンプがマストであり、それはあまりにも遠いからです。
2026/5/7
安くて評判良かったので買ったのですが、なかなか楽しいです。
KEMCO作品なのでスマホでも遊べるのですが、やっぱりスティックコントロールは便利です。買ってよかったswitch2。
システムはファイナルファンタジー3改良版+アトリエシリーズ(やったことないけど)で、ストーリーはあってないようなものです。5人パーティー、レベル維持の自由な転職とサブ職、最大6つのパッシブスキル、任意の機能を付与できる武器の強化を組み合わせることで、かなり自由なビルドが楽しめます。店舗経営部分はダルいですが、FF3部分は完成度が高いと思いました。
2026/6/2
とりあえず買っておいたカタログチケットで交換してswitch2にアップグレードしました。
いたるところで大絶賛されていますが、これ本当に凄いわ。何が凄いって、移動中のロードなしが凄い。広大なエリアをシームレスに走り回れます。強い敵から逃げまくっての救出作戦とか、完成された移動システムありきです。
私は割と完璧主義なので、いつもは攻略サイトを見ながらコンプを目指すのですが、これは諦めました。やることが多すぎる。だから攻略サイトを見ないで自由に冒険していると、すっごい楽しい。私にとってのゲームは結果が見える幸せな作業なのですが、本作ばかりは世界の疑似体験です。全滅フリーなのもストレスがなくて良し。死んでも死なない理想の世界で好き勝手に動く。好き勝手と言ってもNPCを害するとかそういう殺伐とした要素はない平和な世界です。ドラクエみたいに心が揺さぶられるかと言われればそんなことはないのですが、すっげーなあ、この技術力とそれ以上にオープンワールドの作り込みが凄いなあ、とただただ驚き没頭するゲームです。
2026/6/25追記
このゲームは残念ながら不親切が過ぎます。オープンワールドの広大なマップの中で、特定の誰かから特定の情報を得なければ次に進めないというRPG特有のお使いが発生し、そのためのヒントが、このエリアのどこか、と漠然と示されるだけ。30分以上イライラしながら走り回っても目的地を見つけられず、結局、インターネット情報に頼る、そんなことが頻発します。こういうゲームとしての作り込みの甘さ、テストプレイの不足が、卓越した技術力と圧倒的な労力を注ぎ込みながら、名作や傑作とは呼ばれない理由なのだと思います。やっぱドラクエだな。首を長くして12を待ちます。
2026/8/17
お盆休みの遊ぶために次の条件のゲームをgoogleのAIに探させました。
RPG
周回プレイ不要(何度も同じストーリーを見たくない)
取り返しがつかない要素がない(もうコンプできないとわかったらやる気がなくなる)
ステータスやスキルポイントの割り振りがある(自由なスタイルで戦いたい)
パーティーメンバーの強制が少ない(スパロボの強制出撃やチーム分けが大嫌い)
こういうのが良いんだよ。ストーリーも、テイルズの割にシリアスというかアダルトというか、若者が若者らしい悩みを乗り越えていくので、趣味に合いました。
おそらく制作者は、私とゲームの趣味が一致しています。
私はロボットアニメが大好きですが、一番好きなのは初代マクロスです。しかも、評判の悪い、放送延長分が好きです。
初代マクロスは人気があり、当初は半年の放送予定でしたが、急遽2クール予定から3クールに放送延長されました。そのため、2クールをややはみ出た27話までと、付け足した28話以降では作風ががらりと変わります。27話までは王道ロボットアニメ、28話からは昼メロです。私は昼メロを見たことがないので、本当に昼メロかわかりませんが、28話からのドロドロした人間関係に妙なリアリティを感じて、それが大好きなのです。
マクロスは設定をこだわりぬいたアニメです。物語の発端は、ある時、超巨大な宇宙戦艦が地球に落下したことでした。人類は、落下してきた巨大戦艦を調査することで、宇宙では、巨大な宇宙人が、地球をはるかに超えたテクノロジーをもって戦争していることを知りました。
この事実が知られればパニックになりますが、だからといって対策を取らないわけにもいかず、人類は、来るべき巨大宇宙人による高度文明との接触に備えて、地球統合政府を設立し、対巨大宇宙人を想定したロボットを開発しました。このロボットが、主人公メカの量産機バルキリーです。主人公機が試作機ではないことにも製作スタッフのこだわりを感じます。
バルキリーは、地球の技術では戦闘機が最強だが、巨大宇宙人との接触も考えるとロボットに変形できたほうが良い、短距離高速移動を繰り返せる中間形態もあることが望ましい、ということで、3つの形態に変形します。戦争をするだけならば戦闘機が優れている、変形したら強度が落ちる、というのがロボットアニメに対する強烈なアンチテーゼですが、見事に反論しています。
人類も早期に宇宙に出て、宇宙戦闘に耐えられなければならないとして、落ちてきた巨大宇宙戦艦を地球人用に改修して、マクロスという巨大宇宙戦艦にします。このマクロスの設定がまた秀逸です。
実は、落ちてきた巨大宇宙戦艦は、巨大宇宙人による、対立勢力に対するブービートラップでした。敵対勢力が近づいてきたら、主砲が自動発射されるように細工されていたのです。
地球人によるマクロス改修が終わり、進水式ならぬ進宙式が行われているところで、ブービートラップが発動して、マクロスの主砲が巨大宇宙人の艦隊に向けて発射されてしまいます。攻撃を受けた巨大宇宙人は、反撃のために地球に攻め込んできます。マクロスは、改修直後に宇宙戦争に巻き込まれてしまうのでした。
マクロスの原型となる巨大宇宙戦艦には、ワープ装置が搭載されていました。マクロスは、戦闘の中で生き残るために、このワープ装置を発動させざるを得ませんでした。
落下してきた巨大宇宙戦艦を改修するという地球規模での一大事業が行われる中で、その周囲には、自然と街ができていました。マクロスによるワープ装置の発動は、想定していたよりも広い規模を巻き込みました。街ごと宇宙に放り出されてしまったのです。
しかも、ワープ先として月付近を設定したつもりだったのに、冥王星付近まで飛ばされてしまいました。地球の技術では、ワープ装置らしいということしかわからなかったのです。
さらに、ワープ装置は、一度使用したら、機能を失ってしまいました。
マクロスは、ワープに巻き込まれた街の住人を救助して館内に呼び込みました。マクロスはもともとが巨大宇宙人のための戦艦であり、中には広大な空間が広がっています。その中に住人は街を作り直します。超巨大戦艦という舞台装置を、閉鎖された街の人間ドラマに活かす発想はすごいと思います。
地球人はマクロスのすべてを掌握できていません。そのため、当初は、宇宙に出ることだけが想定されていたのですが、戦闘になったことで、ワープ装置を使わざるを得ませんでした。さらに、戦闘の中で、主砲を発射しなければいけなくなったのですが、ワープ装置が機能を失ったことに伴い、エネルギー供給が不足していることがわかりました。やむなく、主砲にエネルギーが供給できるように、マクロスの構造を無理矢理再構成します。その結果、マクロスは、人に近い形になりました。超巨大戦艦が超巨大ロボットに変形するのは主砲にエネルギー供給をするための苦肉の策という設定を前に、私にはマクロスの設定を考えた人の思考回路が理解できず、天才と呼ぶことしかできません。
主人公である一条輝は、進水式を見物に来ていたフリーのパイロットです。軍からスカウトを受けるほどの腕利きですが、腕は良いものの軍人としての覚悟がない理由づけもされています。そしてヒロインは、有名なリン・ミンメイです。今も続く日本アニメ特有の歌うヒロインの初代です。ワープ装置誤作動の際に、主人公とヒロインは2人きりでマクロスの一区画に閉じ込められ、その中で結婚式ごっこをするなど、良い仲になります。
その後、マクロス内で、ミス・マクロスコンテストが開催されます。宇宙人の攻撃を受けながら冥王星付近から地球へと逃げ延びる絶望的な旅の中で、巻き込まれた街の住人の気持ちを盛り上げるための策でした。ミンメイはミス・マクロスに選ばれ、歌手デビューします。娯楽がないマクロスの中で、ミンメイはトップアイドルのような扱いを受けることになります。
物語の途中で、ようやく地球にたどり着いたマクロスは、宇宙人から狙われている厄介者扱いされてしまいます。地球上を逃避行する中で、宇宙人の技術を利用して新開発したバリアを発動させたところ、そのエネルギーが暴走して味方を巻き込む大爆発を起こしてしまい、地球にいられなくなって、再び宇宙へと戻ります。
しかし、マクロスがいない地球も宇宙人に狙われ、全滅してしまいます。地球人で生き残ったのは宇宙に追い出されたマクロスのみという結末です。子供心に、地球が全滅したことが衝撃でした。また、地球人が、対宇宙人を想定して開発した地球に開けた大穴を砲塔に見立てた攻撃兵器によって、宇宙人に一定の打撃を与えている最後っ屁もリアリティを感じました。地球内での戦いでは、地球に穴を掘って砲塔に見立てても打ち上げ花火にしかならず、そんな設定が思い浮かぶマクロスの制作スタッフは私にとって宇宙人です。
巨大宇宙人の正体は、地球人と同一の遺伝子構造を持つ宇宙人です。かつて地球人と同様の大きさ、地球と同様の文化であったものの、戦争に特化した結果、体を巨大化させる装置を開発し、文化を捨てて、男女は隔離されて、戦争ばかりをしています。
巨大宇宙人のマクロス追撃部隊がマクロスに諜報活動を仕掛ける中で、男女が共に暮らしていることや、ミス・マクロスコンテスト、歌、映画などの文化があることを知ります。文化に触れた巨大宇宙人は、遺伝子に刻まれた文化の記憶を呼び起こされて、茫然自失となってしまいます。
巨大宇宙人の組織の中では、文化は危険視されており、文化に触れたものは粛清対象となります。マクロス追撃部隊は、マクロス内の文化に触れたことを理由に、巨大宇宙人の本隊から追われる身となります。その結果、マクロス追撃部隊は立場を変えて、マクロスに同盟を持ち掛け、マクロスとマクロス追撃部隊の連合軍対マクロス追撃部隊を粛清するための大軍という対立構造になります。
決戦においては、元マクロス追撃部隊からもたらされた情報によって、歌を利用した作戦が実行されます。戦闘中にミンメイのコンサートを行うことで敵を茫然自失に陥らせ、その隙に、敵中枢を叩くというものです。この攻撃はミンメイ・アタックと呼ばれます。
果たしてマクロスは宇宙人を追い払ったものの、地球は全滅し、私が大好きな昼メロ編が始まります。
ミンメイにはカイフンというイケメンの従兄がいます。カイフンはイケメンですが無職です。従妹で自分を慕っていたリンメイがトップアイドルになったことを見て、そのプロデューサーを自認して登場します。カイフンは無職なので現実を知りません。宇宙人から攻撃を受けて戦争中だというのに、マクロス内で戦争反対を騒ぎ立てる厄介者です。このカイフンは、中途まではミンメイの憧れの人であり主人公の恋敵です。しかし、昼メロになってから転落します。
地球に残った地球人は全滅したものの、マクロスの中で生き残った地球人は復興にわきます。その中でミンメイは飽きられてしまいます。もともと、戦時下のミスコンで祭り上げられただけの一般市民です。ミンメイ・アタックもミンメイの歌に力があるのではなく、文化であれば何でもよい攻撃でした。昼メロ編では、地球の生活になじめない元マクロス追撃部隊の巨大宇宙人がたびたび暴動を起こします。その鎮圧にミンメイ・アタックが使われるのですが、文化を知ってしまった巨大宇宙人に対しては全く効果がありません。
歌手としても対巨大宇宙人文化兵器としてもミンメイは価値を失い、お金に困ります。そして、ミンメイの紐であるカイフン兄さんは、金づるとして機能しなくなった愛人のミンメイにDVを働くようになります。
ミンメイは元彼である主人公の家に逃げ込んで駆け込み女房を狙うのですが、主人公は、戦争の中で、先輩軍人の女性と良い仲になっていました。最終回で、先輩軍人は、主人公の心はミンメイに向いていると考え、宇宙移民計画に志願するといって別れを告げます。そこに、巨大宇宙人による大規模暴動の一報が入ります。主人公は鎮圧に向かうのですが、ミンメイは、そうなれば主人公が先輩軍人の下に去ってしまうと考えて引き留めます。そんなミンメイに対して、主人公は、君には歌があるじゃないか、と言って、先輩軍人を追いかけます。暴動は鎮圧され、行く当てがなくなったミンメイが、歌いながらふらふらとどこかに姿を消して物語は終わります。
マクロスは、昼メロ編をばっさりカットしてリメイクした劇場版が公開され、大ヒットしました。この劇場版は、マクロスの劇中において伝説の歌手ミンメイを題材にして制作された映画、という設定で、劇中劇です。劇中劇ということは、設定上、作中の史実ではありません。しかし、続く作品世界では劇中劇の影響を受けて、ミンメイは美化されて語り継がれています。初代マクロスもまた劇中劇だとされているようですが、ならばもっとミンメイを美化するだろうと思います。
初代マクロスが、ミンメイの歌に力などない、あるのは文化への驚きであり驚きは一度しか通用しない、という設定であることは、あまり知られていません。私は、初代マクロスの、煮詰められた設定、地球全滅という救いようがない結末、クズイケメンに簡単になびくミンメイへの扱いの悪さが、どれも大好きです。
私はアラフィフのおっさんですが、アニメが大好きです。子供のころ、大人たちから、いくつになったらアニメを卒業するのかとよく言われたものですが、私は、うるせーバーカ、お前たちが子供のころはアニメがなかっただけだろうが、こっちは生涯現役の覚悟じゃ、と考えていました。大人の言うことを聞かない子供だったようです。
実際にその通りになって、私も周囲の友人たちも、アラフィフになってもアニメを視聴し続けています。そんな中、生涯現役の覚悟があったはずの私だけが脱落しかかっています。
アニメは見ます。それは事実です。しかし、自分が今なんのアニメを見ているか把握していません。友人たちとおすすめのアニメを語り合っていたときにそれに気づきました。友人たちから嘘だと言われましたが、本当です。自分でも嘘だろと驚いたので、説明します。
私はアニメ好きが高じて、複数のサブスクに加入しています。また、堪え性がなく、1週間も続きを待てないので放送が終了してから休日に全話イッキ見します。ただし、少しでも合わないと感じたら視聴を辞めます。
見ていて疲れるアニメは嫌いです。カタルシスとか、その前の抑圧に負けて離脱するので感じることがありません。昔は「無限のリヴァイアス」とか大好きだったのですが、今は無理です。主人公に共感できないアニメも嫌いです。私はいつも自分の意見をはっきり口に出して生きてきたので、うじうじしている主人公は合いません。現実にはいないテンプレ小物悪役も嫌いです。悪役には狡猾さがあって欲しいです。
合わないアニメを切ったら次のアニメに移るのですが、サブスクに薦められるままに画面をクリックするだけです。このアニメを見ようと思って見るわけではないので、タイトルを把握していません。キャラクター名も把握していません。主人公もです。それでも、性別や髪の色、物語上の役割などで識別はつきますから困りません。友人に誘われてなんとなく映画を見た後に、役名ではなく俳優の名前で作品を語るのと同じ感覚です。
よほど面白ければ繰り返し視聴しますが、多くは一度流し見て終わりです。「オーバーロード」、「陰の実力者になりたくて」、「嘆きの亡霊は引退したい」、「即死チート」は繰り返し見ています。ギャグ成分多めの俺TUEE系が好きなようです。「オーバーロード」以外は漫画も買ってしまいました。
萌え系は苦手です。燃え系は好きです。最近だと「バーンブレイバーン」が面白かったです。やはりギャグが好きなようです。
サブスクの視聴履歴を見ていて、おすすめのアニメが見つかりました。「オーイとんぼ」です。登場人物が皆気持ち良い人格で、心が洗われます。あとは「シャングリラ・フロンティア」も気に入りました。やはりギャグ系が好きなようで、「オーイとんぼ」が浮いています。「オーイとんぼ」は間違いなく傑作です。漫画を集めようと思うのですが、巻数が多いので、セールが来なければ手を出せません。
サブスクの視聴履歴を見ないと気に入った作品のタイトルすら思い出せません。これが老いなのだと思います。
2025年11月15日
皆さん、ガンダムは好きですか?私はそこそこです。
ガンダムはそこそこですが、ガンダムの監督として有名な富野由悠季御大(∀ガンダムに登場したギム・ギンガナムという濃いキャラクターが御大将と呼ばれていたことから、御大が富野由悠季監督の愛称兼敬称の一つとなっています)の作品群が好きです。富野作品では主要登場人物まで次々と殺されるので、富野御大は皆殺しの富野と呼ばれていますが、魅力はそこではありません。富野作品はほぼ網羅しているのですが、特に印象に残っている作品について語りたいと思います。
ガンダムよりも前の作品になりますが、壮絶の一言です。ドラえもんで有名な故大山のぶ代さんが主人公の声優を務めたことでも有名ですが、大山さんは、ドラえもん以外で思い入れのある作品としてザンボット3を挙げられています。
宇宙海賊ガイゾックによって滅ぼされたビアル星から逃げてきた神(じん)ファミリーが、ガイゾックが地球を狙ってきたので迎撃する、というストーリーなのですが、この手の設定の常で、地球人は、神ファミリーがいるからガイゾックが攻めてきたのだと、神ファミリーを迫害します。
それでも神ファミリーは、第二の故郷である地球のために戦うのですが、戦い方が酷い。ロボットのパイロットに求められるのは反射神経で、若いほうが向いているということで、主人公ら子どもたちは密かに睡眠学習によってパイロットとして養成されていました。ここまでは子供に玩具を売るためのよくある設定ですが、ここからが御大なんです。
子どもたちにだけ命をかけさせるわけにはいかないと、大人たちは、子どもたちがピンチになると、次々と鈍重な戦艦で敵に特攻をしかけ、年長者から戦死していきます。一族で順繰り若者に後を託した結果、最年少の主人公だけが生き残るという結末でした。
また、人間爆弾という恐ろしいエピソードが有名です。地球人がガイゾックにさらわれ、体内に爆弾をしかけられたうえで、それとわかるように背中に星型のアザを刻まれて、解放されるのです。さらわれた人間が帰ってきたという歓喜の中での周囲を巻き込んでの爆発、そのうちに、爆弾をしかけられた人間にはアザがあることが周知されていきます。その結果、人間爆弾にされた人たちは、周囲を巻き込まないように人里を離れていくのです。その際に、状況を飲み込めない子供は親元に帰ろうとするのですが、大人たちが無理やり連れていきます。また、ヒロインであるはずの主人公のガールフレンドは、主人公が保護して母艦に乗せるのですが、母艦の中で爆死してしまいます。どこにも救いがありません。ただ虐殺するだけではないガイゾックの恐ろしさが際立つエピソードでした。
子供向けアニメで一体何を描いているのでしょうか。誰に見てもらう、ではなく、何を伝えたい、が先立つのが富野御大なのだと思います。
私がマクロスと同じくらい好きな作品です。ダンバインが好きというよりも、バイストン・ウェル・サーガの世界観が大好きです。
巨大昆虫が登場するナウシカ的なファンタジー世界に、現代の科学力が持ち込まれ、昆虫を思わせる生物的なフォルムのロボットが活躍する。小さく羽が生えた妖精たちも出てくる。トッド・ギネスならずとも、良い夢みさせてもらったせ、という世界です。ファンタジーとSFの融合としての完成度はかなりのものだと思います。
しかしダンバインはほんとにひどい。登場人物のほとんどが恋愛脳です。主人公ショウからしてヒロインであるマーベルのビジュアルに惹かれて反乱軍に参加します。マーベルもイケメン設定のニーにつられて反乱軍におり、ニーはリムルとロミオとジュリエットごっこがしたいだけ。リムルの父であるドレイクは作中最大の悪役ながらも、上昇志向が強いだけの傑物です。ドレイクの妻でありリムルの母であるルーザは、ビショットという小物と密通してドライクの命を狙っています。すべての元凶とも言えるオーラバトラーというロボットを開発した天才科学者ショットは、パイロットであるミュージィと相思相愛で、いずれはドレイクになりかわろうとしています。登場人物が次々と命を落としていきますが、感動的ということはまったくなく、恋愛脳に殉じて良かったですね、という感想しか浮かびません。
富野作品はガンダムに代表されるように思想の対立が根底にあることが多いのですが、ダンバインの登場人物は誰もが自分勝手に動いており、異色です。唯一、シーラだけは徹頭徹尾理想の女王を演じきっています。ドレイクとシーラという思想的な柱がいなければ、この作品はどうなってしまっていたのでしょう。
1979年生まれの私は、同年放送開始の初代ガンダムを見るよりも先にΖガンダムを見て育ったΖ(ゼータ)世代です。
皆殺しの富野は最終決戦で一気に殺すパターンも多いのですが、Ζガンダムはコンスタントに主要登場人物が命を落としていきます。だから作品全体が暗い雰囲気に包まれています。そのくせ、モビルスーツのデザインが最高に格好いい。雰囲気と格好良さを楽しむ作品だと思っていました。
しかし、大学時代に見直したら、狂犬の如き主人公カミーユが、不幸の末に壊れていく台詞回しが怖くなりました。お前、あんな激情家だったのにフォウが死んでも取り乱さないのかよ、かと思ったらハマーンに対するあたりがきつすぎるよ、ロザミアが死んだときの悟り方は怖いよ、で、あのラストだよ。突然イタコになったわけではなく、あまりにも多くの死と向き合う中で、生死の境が曖昧になってしまったのでしょう。感受性が高すぎるカミーユが戦争の中で順調に壊れていく物語です。
御大はガンダム以外の作品も数多く手掛けているのにスポンサーからはガンダムしか求められず、仕方なく作ったガンダムの続編に、ガンダム以外を認めない世間への恨みをぶつけた、ということがよくわかります。
主人公カミーユ役の飛田展男さんは、オーディションで、ガンダムはあんな良い終わり方をしたのに、何で続編なんか作る必要があるんですか?という、御大の琴線に触れるリアルカミーユ発言をしたそうで、もうこの時点で怨念のこもった作品になることは約束されていたのでしょう。
とても人にすすめられる作品ではありませんが、人の怨念を感じたいならばΖです。
ハマーン様のコスプレが拝めるのはΖΖだけ。
序盤のコメディ路線は擁護できませんが、リィナが死んだと思ってジュドーが覚悟を決めたあたりからは王道アニメとして完成していると思います。
ジュドーという非の打ち所がないヒーローに、ハマーンという魅力的な悪役、脇役たちもビーチャやモンドの成長や強化しすぎたマシュマーやキャラの壊れ具合など飽きさせません。ヒロインたちのビジュアルも現代でも通用します。ぽっと出ボスで魅力のないグレミーも、ハマーンってザビ家そのものではないやん、というストーリー上の疑問に答える存在として、私は納得できます。
Ζで毒を吐ききって、無理に明るくしようという気力も序盤で使い切って、良い感じに出がらしになったら王道が残ったのだと思います。
異様に達観した少年の主人公ウッソを襲う悲劇の連続、容赦なく殺されるためだけに登場する華やかな女性パイロットたち、御大は当時うつ病だったそうで、でしょうね、という感想しか残りません。もし私が作中世界にいたら、ウッソがあまりにも不憫で、全力で守ると思います。
裸の女性キャラクターたちが画面を飛び回るオープニングが有名ですが、「女が母になる事をやめて、男もそれを許したんだ」というセリフが作品の全てです。
家族愛と男女のあり方をテーマにした作品で、結局オルファンとはなんだったのかよくわからないのですが、御大には色々と思うところがあるのだなとだけはわかりました。
世界名作劇場のノリですが、ストーリーが終盤に向けて盛り上がっていって、モビルスーツ戦も人間ドラマもしっかり描かれていて、普通に御大の最高傑作だと思います。
富野作品に共通する最大の美点である、登場人物が誰も彼も考えて動いていることもきちんと踏襲されています。泣き虫ポゥのようなうっかりさんはいても、他者の作品のように、物語を動かすためだけの不合理な行動がないことが素晴らしいです。
富野作品の集大成であり、黒歴史という設定で、やけに牧歌的な世界観と凶悪な兵器群を包括している発想もすごい。
スケールが大きく歯車が噛み合った壮大なストーリーで、ツッコミどころといえば主人公が女装させられるところくらいですが、似合っているから良し。むしろ朴璐美さんの中性的な魅力を引き出しています。ブレンパワードの白鳥哲さんも朴璐美さんも御大がこの時期に見出した当時の新人声優で、いずれも魅力的なので、さすが声優選びに定評のある御大だと思いました。
普通に、御大の作品のくせに普通に最高傑作でいられるのは、同時期に制作されたブレンパワードで毒っぽいものを吐き出したからなのだと思います。ΖΖの後半といい、∀といい、色々吐き出した後の出がらし御大は普通に良い作品を作ってくれます。確かな力量はあるが色々と濃度が高すぎるのが御大なのだと思います。
うつ病が治って良かったね。躁というには怒りがないので、きっと治ったのでしょう。なんとも形容しがたい、青春だなあ、という作品です。
WOWOWの中の人はすべてをわかって御大に委ねているようで、販促ポスターは御大のご尊顔のアップでした。
こうして振り返ると、富野御大とはなにか、という基礎知識がなければ人にすすめにくい作品ばかりです。ヒット作が多数あっても、少数の人間がコンプしているから数が回るのであって、一般受けはしないなと改めて思いました。∀だって、素晴らしい作品ですが、普通なので、すすめにくいです。強いてすすめるならザンボット3かな。壮絶ですが、自分が神ファミリーの一員ならば同じ行動をするという共感はできます。それをしたくないので平和が一番だと思えます。
2025年11月22日
最近、法律の話ばかりしているような気がします。私は法律に興味がないので大変にけしからんことです。
このサイトは自己紹介のために作りました。ならば好きでもない法律の話などせずに、好きなものの話をするべきです。
何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!!!(ドン)
ドンは幻聴で海賊王とはなんの関係もないセリフなのですが、もっともだと思います。
私が好きなものはアニメなのですが、一番好きな作品は初代マクロスであるものの、一番感動したのはトップをねらえ!と神秘の世界エルハザード(OVA版)です。
トップをねらえ!は、借金返済のために制作され、商業的な成功を求めてオタクが好きな要素が詰め込まれた「炎の熱血友情ハードSF宇宙科学勇気根性努力セクシー無敵ロボットスペクタクル大河ロマン!!!!!」です。
庵野秀明監督作品ですが、同監督の最大のヒット作である新世紀エヴァンゲリオンは、はっきり言ってよくわからん。サブカルチャーが市民権を得たタイミングに、よくわからんエヴァンゲリオンが登場して、なぜか祭り上げられただけの空っぽな作品だと思います。特撮オタクである庵野監督の戦闘シーンや爆破シーンは本当に大好きなのですが、サブカル的なところはよくわからん。うじうじした碇シンジには全く感情移入できない。碇ゲンドウにはカリスマ性を全く感じない。
何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!!!(ドン)
はい。トップをねらえ!は監督のオナニー要素がなく、むしろ、あたシコの極みです。それが大成功しています。
全4話の予定がヒットしたので全6話になったという初代マクロスと同じ道を辿っていますが、初期最終話である第4話の盛り上がりがすごい。ヒーローの登場シーンはかくあるべし。絶望的な状況下で単騎出撃して戦況をひっくり返します。
しかし、第4話では、主役ロボ・ガンバスターが不十分な状態での初出撃を強いられていたため、第5話は完全な状態のガンバスターが無双するサービス回になっています。同時に、主人公タカヤノリコとパートナーである「お姉様が鉄下駄を」で有名なアマノカズミの関係を掘り下げました。
そして伝説の第6話、壮大さの演出としてのモノクロ制作、感動のラストシーン。
第6話だけ見ても感動しないと思いますが、第1話から見ていくと絶対に感動します。ノリコはお色気振りまくブルマ美少女のはずなのですが、そんなの関係なく格好いいヒーローの生き様です。そんなノリコの憧れだったカズミは、第5話を経てノリコのベストパートナーです。キン肉マンとテリーマンが友情と信頼で結ばれているように、ノリコとカズミも友情と信頼で結ばれています。最近のアニメはすぐに百合百合させるんじゃないよこのバカちんが。
ラストシーンでは、ノリコとカズミが命と人生をかけて守ったものが確かにそこにあります。
「これならみんな感動するよね。」「はい!します!」本気を出した庵野監督は天才だってはっきりわかんだね。
神秘の世界エルハザード(OVA版)は、ファンタジーものとしてはまあまあですが、ラストシーンが大好きです。以下、酷いネタバレなので反転させます。
主人公水原誠は天才で機械いじりが得意です。そんな誠が通っている高校の地下から謎の遺跡が発掘されます。
誠は悪友から深夜の学校に呼び出されて遺跡に入りますが、そこに現れた年上美女が、まるで誠を知っているかのように語りかけてきました。
「あの懐かしい世界についたら、私によろしく言ってくれ」
そして誠は、わけもわからないまま、神秘の世界エルハザードへと飛ばされてしまいます。
世界をわたった副作用で、誠は、古代文明の機械を理解できる超能力を身につけます。これは、元々機械いじりが得意な誠と相性の良い超能力でした。
エルハザード最強の人型古代兵器イフリータは、一度見た技を自分のものとすることができます。そして、イフリータは、学校の地下遺跡で出会った美女と同じ姿をしていました。
エルハザードは戦乱のさなかにあり、イフリータは誠たちの敵として登場するのですが、誠の超能力によってわかり合うことができました。
戦いの最中、味方の切り札であった古代兵器が暴走を始めます。古代兵器の真の能力は、次元を超えて異世界をつなぐというものでした。
誠は、エルハザードを救うために超能力で古代兵器の暴走を止めるべくその中枢に突入しようとします。
しかし、イフリータは、機械であり誠の超能力と同調できるため、誠の身代わりとなります。そして、どこかの異世界へと飛ばされてしまいます。
誠は、離れ離れになるイフリータに、超能力を使って、2人が地球で出会っていたならば過ごせただろう楽しい記憶を伝えます。
イフリータが飛ばされた先は、1万年前の地球でした。
一度見た技を自分のものとできるイフリータは、異世界をつなぐ力を手に入れました。しかし、イフリータに残された力はほとんどありません。
そこで、イフリータは、1万年後に出会えるはずの、まだ自分と出会っていない誠をエルハザードへと送るために、長い眠りにつきます。
イフリータは、誠から与えられた楽しい記憶だけを頼りに1万年の時を過ごし、ついに誠と再開します。
「あの懐かしい世界についたら、私によろしく言ってくれ」
最後の力を振り絞って誠をエルハザードへと送り届けたイフリータは、力尽きようとしていました。
そこに、年齢的に釣り合うくらいに成長した誠があらわれます。
天才誠は、再びイフリータと出会うために、エルハザードで古代文明を研究し、世界をわたることに成功したのでした。
私の中では本作の主人公はイフリータです。イフリータ視点で作品を見るとラストシーンは歓喜のあまり涙腺が決壊します。
どちらも喜びの涙が流せるラストシーンなので超おすすめ、と言いたいのですが、トップをねらえ!はお色気要素が強すぎるので私と同類のキモオタにしかすすめることができず、エルハザードは導入での伏線とラストでの回収が見事なだけで中だるみがひどいためすすめられません。
自分が好きなものでも、他人は好きではなさそうだからすすめられない、というのが、私が孤独な理由なのだと思います。コミュ力あるいは押しの強さが欲しい。営業とか集客とかもぅマヂ無理...
キン肉マンの連載開始は1979年で、私の人間デビューと同じ年です。
民事では人を行為の主体として考えるので、胎内から全部露出した段階で人間デビューを果たします。刑事では人を犯罪の客体として考えるので、胎内から一部でも露出したら人間デビューです。
私が29歳の時、キン肉マンはニク周年を迎え、記憶が確かならば10万円の、DVDボックスが発売されました。
当時の私は法科大学院に入院中の司法浪人でした。世間の同い年はお金を稼いでおり、ニートであっても学費はかからないというのに、私はお金を払って勉強しています。社会の底辺のさらに下の地底人でした。
地底人ではあっても、親から過分な仕送りをもらっていたので、キン肉マンDVDボックスを買うことは可能でした。しかし、当時の私は、今の自分はそんな身分ではないと我慢しました。今の私ならノーウェイトでポチリます。悔しさをバネにいつか飛躍しようと物欲を抑え込んだ当時の私はすごいやつです。将来きっと大成します。どうしてこうなった。
キン肉マンではウォーズマンが好きです。シンプルなのに格好良く、あらゆるジャンルの中でのベストデザインの一つだと思います。
45歳のあるとき、ドラゴンクエスト3のリメイク版の評判が良かったので購入し、土日をずっと、ビーズクッションに包まれながら、おなかの上に置いたノートPCで遊んでいました。いわゆるラッコスタイルです。
その週の水曜日に異変が訪れました。腰が痛くして仕方がないのです。土日の痛みが月曜でも火曜でもなく水曜に出てくるのが老人のつらいところです。その痛みは慢性化し、首や肩まで痛くなりました。コルセットを購入したりいろいろ対策しましたが、治りません。
46歳になって、その話を先輩弁護士にしたら、筋肉だよ、筋肉はすべてを解決する、と言われました。だめだこいつ脳が筋肉に支配されていやがる、と思ったのですが、まじめな話だと言われました。
その先輩は39歳のときに私と全く同じ症状になり、病院に通ったものの治らなかったそうです。あるとき、医師と知り合ってその話をしたら、病院で渡されるのは痛み止めなのだから改善するはずがない、痛みの原因は筋力の衰えなのだから、体幹を鍛えるしかないと言われたそうです。その言葉を信じて体を鍛え始めたら、見事腰痛は治ったとのことでした。
なるほど、私は理屈を理解したら本気を出すタイプなので、その先輩にどんな筋トレグッズが良いか相談し、アブローラーを購入しました。
アブローラーを使い始めたら、1週間程度で、腰の痛みは緩和され、肩と首の痛みはほぼなくなりました。驚くべき成果です。筋力が戻ったというよりも、体が筋肉を使うことを思い出し姿勢がよくなったのだと思います。姿勢を維持しやすくするために、さらなる筋力強化に励もうと心に誓いました。
腰を痛める少し前に、キン肉マンの新テレビシリーズを見るためにNETFLIXに加入しました。一気見するタイプなのでキン肉マンは後回しにして、筋肉映画として名高いシティハンター実写版を見ていたのですが、気づいたら北斗の拳究極版の電子書籍を買っていました。筋肉に導かれているようですが、劇中で確かに神の声が聞こえたのです。
今の私は老いて心のバネを失いジャンプできなくなった週刊少年ジャンプ世代のおじさんですが、まさか進んで筋肉に支配される道を選ぶとは思いませんでした。キン肉マンDVDボックスを我慢したのは筋肉を鍛えるためではないのですが、本当にどうしてこうなった。
2025年12月3日
今の愛車はアウディA1です。S1はマニュアル設定しかなかったので、A1の車体にS1のガワを被せた特注車であり、S-lineではありません。
見た目も走りも燃費も大変満足しているのですが、車幅が広いでしょ!
以前S3に乗っていて、別荘の立体駐車場で派手に車体を削りました。立体駐車場の内寸が1,850mm、S3は1,785mm。そら(余裕がなければ)そう(車体を削る)よ。
A1は1,745mmです。まだ削っていませんが、いつもビクビクしています。
普通車は1,695mm。私の技量を考えるとまだ安心できません。
軽自動車になると1,475mm。これなら余裕でいけるわいな、だわさ。
そういうわけで軽自動車に乗りたいのですが、その話をすると各方面からご意見をいただきます。
多数意見「(婚活市場における)お前の唯一の売りは経済力なんだから高い車に乗ってないお前は無価値だぞ。」
少数意見「軽自動車の4人制限は厳しいよ。夫婦と子供とあと1人しか乗れないのは結構大変だよ。」
うん。どっちも反対意見なんだわ。皆あたりがキツイわ。優しい少数意見を出してくれるのは幼馴染だけなんだわ。50年近くをかけて培った社会的評価がこれなんだわ。生きていることが辛い。
高級に見える軽自動車を探そうという気持ちを封印し、高級に見える普通車を探そうというマインドを作ろうとしています。
片っ端からカタログを眺めていて気になったのがソ、ソ、ソリオ、ソソソリオ。最近は1,645mmになってしまいましたが、1,620mmで登場した、「わかっている」やつです。
1,695と1,645の違いは結構大きいと思うのです。1,850からのマージンで考えると155と205です。約3割つまりザクとシャアザクほどの差があるのです。シャアがへたれたのはゲルググに乗ってからで、ザク、ズゴック時代は脅威でした。
どうすればソリオを高級に仕立てられるか。下品にならない範囲、むしろ地味な方向で、それでも「あっ、こいつ持ってんな」とアピールする方法を考えています。自然体で生きられる身分になりたい。子供が野球をしているからと7人乗りの大きなワンボックスを乗りこなしている先輩には本当に頭が下がります。
あれ?やはり方向性を間違っていないか?
2025年12月8日
ソリオの購入検討層は40代から50代の男性、という調査結果があるそうです。
スズキは、子育てが落ち着き大きなミニバンは不要だがスライドドアが欲しい層をターゲットにしているとのことで、なんか色々買う気がしぼんできた…
車幅が小さな車が欲しいんじゃ。あと、自宅の(建築基準法上の)地下駐車場も別荘の立体駐車場も、せいぜい車高1,700mmちょっとまでしか安心できないんじゃ。
2026年3月14日
別荘の立体駐車場が廃止される予定だそうです。修繕負担が重すぎるからで、平置き駐車場のみに台数を半減させ、駐車場代を2倍にして収入を維持しながら収益性を上げるのだそう。これに伴い、近い内に別荘で遊ばせている駐車場利用権を返上する予定です。
気が楽になりました。これで連休に、独りで片道600km弱を運転する必要がなくなりました。家族で移動するならば交通費の節約になりますが、家族はいないので、新幹線移動のほうが合理的です。荷物が多いときは宅急便を利用すれば良いだけです。普段は全く自動車に乗らず、月1回くらい、バッテリーがあがらないようにちょろっと遠出するだけでした。
そういうわけで、近日中に自動車を手放すかも知れません。そうなると、自宅の2台分の駐車場(1台は来客用なのですが、ハイルーフは停まれません)が無駄になるので、なにかに利用できないかと企てています。がら空きの駐車場もなんか淋しいので、楽しそうな空間にしたいです。
2026年4月5日
別荘の駐車場廃止で自動車を手放すムードになっていましたが、ちょっと考えが変わってきました。
私が車幅を気にしていたのは別荘の立体駐車場で車体を削ってしまったからです。
別荘の立体駐車場がなくなる、すなわち、車幅を気にしなくても良い、普通車の1,695mmなら今より50mm楽になるのでそれで十分ではないか。自宅の(建築基準法上の)地下駐車場の車高問題が残るとはいえ、車高1,700mmちょっとまでの普通自動車ならば選択肢がぐっと広がります。
キャンプに興味津々なのですが虫に刺されやすく、車中泊キャンプがしたいのです。標高が高く景色が良い駐車場で宿泊とかも楽しそう。
そんなわけで、車高1,700ちょっとまでで、フルフラットシートにできて、金持ってんぞと感じさせる(おじさん的には超重要)普通自動車を探し始めました。
再び気持ちが盛り上がってきました。
2026年4月8日
またまた閃いてしまいました。
自宅の地下駐車場には電源が引き込まれています。
これまで電気自動車に興味がなかったのは、神戸までの片道600km弱を余裕をもって走破するためにはカタログで1,000km近くの航続可能距離が望ましく、しかも神戸の立体駐車場では充電ができないので、往路はよくとも復路の準備に手間がかかるという理由からでした。
うん。次は電気自動車だ。車高1,700mmちょっと、車幅1,695mmまで、車長4,300mmくらいまで、フルフラットシート、バックしやすいバックモニター、360度録画できるカーナビ。未だかつて無いくらい自動車に向けた気持ちが盛り上がっています!
調べてみてわかりましたが、電気自動車の選択肢は少ないですね。それでも方向性は見えましたから、どのメーカーがどんな新車を出すという情報を追う日々になりそうです。こういうのを考えているときが一番楽しい。そしていざ購入すると急速にやる気がしぼむ。いつものことですが、楽しくなってまいりました。
2026年8月25日
昨日も昨日でいつもお世話になっている先輩を含む弁護士仲間で飲んでいたのですが、趣味の話になりました。
私は、自分には趣味など無い、どの分野にも拘りがないから色々手を出して多趣味っぽくなるだけで、趣味と言えるものがない、と話しました。
周囲は、弁護士なんてみんなオタク気質だから、世間的に詳しいと言える水準の分野はたくさんあるだろうと言います。
そのとおりですが、私はガチのオタクをリスペクトしているので、私程度が、自分は詳しい、自分はオタクだと軽々しく口に出すことは憚られると言いました。同時に、今どきのもてる連中は、自分はオタクであると自称していることもわかっている、と言いました。
すると先輩は、お前が配慮しているのはその場にいない人間(ガチのオタク)であって、その場にいる人間を盛り上げようという配慮(盛り上げるためにオタクを自称する)がない、目の前の人間を相手に話さないからお前は駄目なんだ、と言いました。
もう心にグサグサ刺さりました。もてる=軽い=他者(ガチのオタク)への配慮がない、ではないのです。もてない自分を正当化するためにもてる人間に否定的なレッテルをはろうとする自らの卑しさに絶望しました。
そういうわけで、自己紹介用の趣味が欲しいと思いました。ゲームでもアニメでもなんでも良いのですが、私の拙いトーク力でもその場を盛り上げられるネタをひねり出せる分野ならば何でもいいや(わかってない)。
2026年9月15日
ドパガキが社会問題になっていますね。じっくりと物事を考える癖が身につかないから問題なのだそうです。
私は、今も昔も、好きなことをしているだけです。ドパガキとなんら変わりません。それでも、努めて客観視すれば、弁護士向けの本を書いたり弁護士相手に研修講師をしたりする身分なので、頭脳労働者として一定の成功を収めているはずです。それは、頭を使う娯楽に興じてきたからです。
振り返ると、幼い私は文学少年でした。小学校時代、担任が忙しいと図書室で自習となったのですが、漫画日本の歴史を早々に読破した私は、競争率が高すぎる横山三国志の争奪戦に参入せず、はだしのゲンは強烈すぎるので断念し、ズッコケ三人組から少年探偵団という活字ルートに入りました。昔からオタクだったのでロードス島戦記を読んでおり、活字に抵抗がなかったからだと思います。
江戸川乱歩を読破した後はエドガー・アラン・ポーに行きたかったのですが小学校には蔵書がなく、アガサ・クリスティーに入っていきました。なんという科目だったか忘れましたが、運動でも昔の遊び(コマとか)でも自由に学んで良い時間があったので、そのときは図書室で小説を読んでいました。何をしました、という報告もとても楽でした。
文学少年を卒業したのは中学2年のときです。当時、太宰治にドハマリしていたのですが、あるとき、あ、このままだと自殺する、と気づいて文学断ちを敢行しました。唯一、森鴎外だけは読みました。国語の教科書で舞姫を読んで、あまりのヘタレエリートぶりに、あ、こいつは真面目に勉強するようになった自分だ、というシンパシーを覚えたからです。自殺の危険から文学を捨てた私ですが、ライトノベルは安心安全なので、ロードス島戦記と田中芳樹は読んでいました。
大学に入った頃からは、ライトノベルも含めて、小説は全く読まなくなりました。では活字離れしたのかと言うとそんなことは全く無く、教科書を読むことが好きになりました。経済学、経営学、統計学、プログラミング、法学、不動産、金融、未知にふれることの楽しさを覚えました。
と、いうわけで、最近は遅ればせながらインスタグラムにハマっているドパおじさんです。子犬動画(主にパグとフレンチブルドッグ)、珍しい生物(動物・昆虫・海洋生物)、産業系豆知識、自衛隊の装備(骨董品を綺麗に整備しているとか)、絵画の解説、観光地紹介、( ゚∀゚)o彡°など。最初と最後はともかく、主に知識系です。延々ショート動画を見ていると脳が刺激されていると感じます。だから元々活字大好きな私がドハマリする。
豆知識動画を見たって定着しない、賢くなった気がするだけ、などと避難する輩がいますが、私の考えは全く異なります。
自慢ですが、私は旧司法試験の択一では模試も本番も常に成績上位でした。60点満点で常に52,3点。ケアレスミスが多く、1~3は落とした上での点数です。当時の私の勉強法は、模試も含めてひたすらたくさんの問題を解くことでした。良質な問題だけを繰り返し解けと言われていましたが、本番で触れる問題は常に新作なので、過去問だけを周回しても得られるものなど何もないと考えてのことでした。ひたすら数を集めた結果、似たような問題に出くわすことが多々あり、それが頻出分野なので、自然と濃淡もつけられました。これって、機械学習と全く同じなのです。私は司法試験の勉強を始める前に機械学習を学んでおり、そこでは、粗悪なデータ(ノイズでしかない外れ値)を弾きながらできるだけ多くの学習データを集めることが全てでした。機械学習では、中央値付近のみを抜き出した少数のデータのみを学習させても良い結果は得られません。外れ値だって、それが意味があるものならば貴重な学習データになります。だからマイナー分野の問題だってそれが出題ミスでなければ学習対象としました。機械学習と人間の学習は違うと言われますが、私は、人間の方がより柔軟に学習データを吸収できる点にしか違いはないと考えています。
私も、延々豆知識動画を見ても、何も覚えていません。それでも、考え方は柔軟になっているし、想像力は豊かになっている、未知の場面への対応力は増していると考えています。子犬動画と( ゚∀゚)o彡°からは現実逃避を得ています。
ドパガキだって良いんだよ。少なくとも、何もしないよりもずっとマシです。ただ、踊ってみた、ばかり見ていると心配です。ジャンルを問わず豆知識系を見て欲しいとは思います。そんな感じ。